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2016年 秋 台中研修 後編

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後編をご紹介させていただきます。
3日目(9月14日)の予定は、慶和中醫診所での研修でした。
こちらの治療院は、日頃外にまで列が出来る治療院です。
それにもかかわらず、午前診療を研修に当ててくださった林繼興先生には心から感謝いたします。
林先生のご専門は骨傷科ということもあり、研修に参加した一同は各々が気になる点をカルテに記載して診ていただくことになりました。

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首の痛み、顎関節症、手の痺れ、腰痛、膝関節痛などをどのように治療するのか。
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カルテを診ながら脈を診て、細かく話に耳を傾けてくださいました。
体の動きなどを把握したのち治療が始まります。
ベッドに横になり、3寸程の長さの針を腰や臀部に刺していき響きを確認しながら進んでいきました。
5分ほどの治療は針だけでなく、さらに整体を加えて骨の動きを調整します。
また漢方が必要な人には処方箋を出してくださり、養生についてアドバイスをいただきます。
卓越した技術、そして温かい人柄、王先生も私たちも1回でメロメロになってしまいました。

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午後は中國醫藥學院養生餐廳にてランチをいただき、その後に中國醫藥學院に見学へ。

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写真はこの一枚しか撮っていないのですが、街全体に中國醫藥學院の各病棟が立ち並んでおり、予防医学専門の棟や癌専門の棟などがあります。
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この日は予防医学専門の建物に案内していただきましたが、楊先生の特別な計らいにより通常では入ることができないフロアへ案内していただき、台湾で最先端の医療と考えを学ばせていただきました。
こちらの病院では統合医療としての形がすでに完成しており、さらに送り迎えもしてくれるというサービス。
その背景にあるものは、両親の健康を願って日頃から健康を管理するというもの。
「未病治」は日々の健康が鍵となりますが、こうして既に形になっているものを見ると日本でもすぐに取り入れるべきだと感じました。

今回、台中での研修は様々な発見がありましたが、蜂針の可能性、そして治療方法、医療のあり方など多くの発見がありました。
外に出ると、知らないことは多々あります。
机の上で学ぶことも重要ですが、人から生きた学びを得て問うことは本当の学問になります。
台湾へ行くと理論よりも実践(臨床)であることを体験しますが、それは空想ではなく実際にあるものだと実感するものです。
台湾へ行けば良いのかというとそうとも限りません。
きっと中国へ行ってもそうでしょう。
そのことについて思うことは一つ。
「誰と学ぶか」です。
今回、蜂針を学ぶため、林先生にお世話になるため、中國醫藥學院で見学させていただくために多くの方の支援がありました。
これは一人の力では不可能なことです。
今回の感謝を胸に来年まで励んでいきたいと心に誓って精進してまいります。